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社会鍼灸学研究会《The Forum of Social Science of Acupuncture and Moxibustion》

プロフィール

【代 表】
 形井秀一(かたい 秀一)

所属:つくば国際鍼灸研究所所長、洞峰パーク鍼灸院院長
専門分野:東洋医学、鍼灸医学、産婦人科領域の鍼灸、泌尿器科領域の鍼灸、社会鍼灸学、触診学

1975年:東京農工大学農学部卒業、
1979年:東洋鍼灸専門学校卒業、
1981年:筑波大学理療科教員養成施設卒業

2010年:筑波技術大学教授、大学院技術科学研究科教授兼務
2017年:同大退官
現在:つくば国際鍼灸研究所所長、洞峰パーク鍼灸院院長、筑波技術大学名誉教授

主な著書

  • 形井秀一著.からだの声を聴く.医道の日本社  1997.
  • 形井秀一著.治療家の手の作り方.六然社、2001.
  • 形井秀一編・著.山下詢著.カラーアトラス取穴法 第3版 医歯薬出版  2012.
  • 形井秀一編・著.イラストと写真で学ぶ 逆子の鍼灸治療、第2版.医歯薬出版、東京、2017.
  • 形井秀一編・著.イラストと写真で学ぶ むち打ち症の鍼灸治療.医歯薬出版.東京.2019.

アピール:人間は自然環境・社会環境・時系列と不可分に存在する。それ故、人間を対象とする鍼灸は、社会と深い関係にあり、社会の有り様と常に影響し合っていることを認識し、そのような視点で鍼灸を考えることは、人間そのものを観察して、鍼灸臨床をすることと同様に、重要なことである。

 

【副代表】
 箕輪政博(みのわ まさひろ)

修士(都市システム科学)首都大学東京大学院

主要筆頭論文および著作

  • あん摩マッサージ指圧師,はり師,きゆう師学校養成施設の変遷と現状-特にその創立期に着目して-.日本鍼灸学会雑誌.56(4).2006.
  • 日本の灸教育の現状-専門学校を中心に-. 全日本鍼灸学会雑誌.57(5).2007.
  • 近代後期の鍼灸教育と古典.日本伝統鍼灸学会雑誌.34(2).2008.
  • 鍼灸専門学校急増の経緯について -その現状と課題- .東方医学.24(1).2008.
  • 修士論文(首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 都市システム科学域 指導教授 星旦二)
  • 日本の医学・医療と鍼灸の位置-日本近代期の私立鍼灸学校の成立過程に着目して-(2010年)
  • 鍼灸師のためのライフワーク指南.医道の日本. 第784号~(2009年 1月号~2011年2月号まで)19回連載
  • 第5回 現代鍼灸業態アンケート調査報告(共著)医道の日本.速報: 第815号 2011年 8月号 詳報: 第819号 2011年 12月号 
  • 朝日新聞朝刊オピニオン 「私の視点」:鍼灸治療 医療制度化は患者にも利益009年11月28日土曜日 朝刊全国版(17面)
  • ヒューマンワールド(週刊あはきワールド)「Subcaltural Acupuncture」連載

 

【副代表】
小野直哉(おの なおや)

所属: (公財)未来工学研究所
専門分野: 「社会鍼灸学」と「鍼灸社会学」の明確化と関係性、鍼灸の社会的価値と存在意義(鍼灸の経済性、持続可能な社会における鍼灸の可能性と社会実装)、鍼灸を含めた伝統医療の知的財産化に伴う医療・文化・知的資源戦略、鍼灸を含む医療・介護福祉等の社会保障の欺瞞性。

明治鍼灸大学(現・明治国際医療大学)卒業後、明治鍼灸大学附属病院卒後研修生、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修士課程を経て、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻博士後期課程在籍中に、(財)医療経済研究機構リサーチ・レジデント及び協力研究員、(財)先端医療振興財団クラスター推進センター科学技術コーディネーター、(財)未来工学研究所21世紀社会システム研究センター主任研究員を経て、(公財)未来工学研究所22世紀来フェンスセンター主任研究員等に従事。

主な論文、著書

  • 小野直哉.『日本鍼灸のガバナンス』を考えるために-日本鍼灸にはガバナンスが必要なのか?-.社会鍼灸学研究.2018.13.8-19.2019.
  • 小野直哉「第1部 総論Ⅲ 世界の統合医療の現状-Integrative Medicine & Health Careの国際比較と今後の動向-医学・看護・福祉原論-いのちに基づいた医療 & 健康-,ビイング・ネット・プレス.44-64,2019.
  • 小野直哉「目標3 すべてのひとに健康と福祉を,第3章 企業が取り組むべきSDGs.(編著)ピーター D. ピーダーセン,竹林征雄:SDGsビジネス戦略-企業と社会が共発展を遂げるための指南書-,日刊工業新聞.121-127,2019.
  • 小野直哉.『日本伝統医療』の特徴と存在意義-国内外における日本伝統医療の戦略的共通課題-.社会鍼灸学研究 2017.12.12-17.2018.
  • 小野直哉,序論  漢方の国際化の問題と課題.漢方と最新治療.26(3)(通巻102号).2017年.

アピール:(一社)日本統合医療学会業務執行理事・(一社)エビデンスに基づく統合医療研究会(eBIM研究会)理事・・本未来学会理事・持能経済協会発起人兼アドバイザー・(特非)フラガールズ甲子園理事.

 

【総務】
嶺 聡一郎(みね そういちろう)

所属: 専門学校 首都医校
専門分野:鍼灸の社会の中での位置付け。「治療」という行為がもつ社会学的・人類学的な観点からの意義。

1993年 和光大学人文学部 卒業
2006年 呉竹鍼灸柔整専門学校 卒業

2008年 東京医療専門学校鍼灸あんまマッサージ教員養成課程修了
 同年   専門学校名古屋医専 専任教員
2015年より専門学校首都医校専任教員

主な論文、著書 

  • 東日本大震災における日本の災害時鍼灸医療の実態.社会鍼灸学研究特集号.2011年.
    鍼灸の世界への広がり~ISO/TC249参加国の鍼灸についての制度調査から~.社会鍼灸学研究.8号.2013.
  • 東日本大震災と鍼灸-4年目の被災地の現状-.社会鍼灸学研究.9号 . 2015年.

アピール:社会的営為としての鍼灸とは何か。それを考え、議論する場へ多くの方にご参加いただければと思います。

 

【総務】
菊地 貴子(きくち たかこ)
所属: 東洋鍼灸専門学校
専門分野:鍼灸の社会学的側面、SOC(ストレス対処力)、NBM(物語りに基づいた医療)、質的研究

1985年 跡見学園女子大学 文学部国文学科卒業
2003年 東京衛生学園専門学校 東洋医療はりきゅう学科卒業
2005年 東京衛生学園専門学校 臨床教育専攻科卒業
現在 放送大学大学院 文化科学研究科在学中 

主な論文、著書
修士論文「鍼灸受療患者の選好とウエルビーイングとは~患者のSOC特性との関連について~」に取り組んでいる。

アピール:鍼灸が人を幸福にする医療として当たり前に存在するように活動していきたい。

 

【総務】
伊藤和真(いとう かずま)
所属: 鍼灸治療院 鶴舞社中 院長.  学校法人日本教育財団 名古屋医専 非常勤講師
専門分野:緩和ケア、自己免疫疾患、日本鍼灸諸派の調査、触れることを中心とした鍼灸技術の習得方法と教育方法、東洋医学の臓腑と現代西洋医学の臓器や器官との関連性、東洋医学の身体観と現代科学の関係性、死生観

平成4年3月:明治鍼灸大学 鍼灸学部鍼灸学科 卒業
平成4年4月:明治鍼灸大学附属病院 研修鍼灸師(麻酔科東洋医学科)
平成7年4月:藤本蓮風氏(北辰会会長)内弟子
平成19年3月:京都大学大学院 人間・環境学研究科共生人間学専攻博士前期課程 修了 (人間・環境学修士学位取得)
平成20年1月:名古屋医専 鍼灸・あん摩マッサージ教員養成学科専任講師 就任
平成27年9月:京都大学博士学位取得(人間・環境学)
現在:鍼灸治療院 鶴舞社中(つるまいしゃちゅう) 院長
    :医療法人 生寿会 かわな病院 関連施設担当鍼灸師となる

主な論文、著書

  • 京都大学 修士論文(2007年)『現代日本でがん治療に携わる鍼灸師の実践と意識 -鍼灸師への聞き取り調査と質的研究を用いて-』
  • 伊藤和真「鍼灸師の鍼灸実践と患者への眼差し -がん患者を中心に-」『社会鍼灸学研究』3巻(2008),pp.13-32.
  • 伊藤和真「日本の鍼灸諸派の現状」『社会鍼灸学研究』6巻(2011),pp.1-5.
  • 伊藤和真(共著)「医療のなかのスピリチュアルケア」根岸鉄三編『維持透析患者に対する補完代替医療スタンダード』東京:東京医学社,2012年,pp.256-262.
  • 京都大学 博士論文(2015年)『がん患者の苦痛に対する鍼灸治療の特徴とがん患者に関する鍼灸師の技術習得-鍼灸師とがん患者への聞き取り調査と質的研究を用いて-』

アピール:日本においても鍼灸は、大変多くの内容を包含しています。科学的アプローチはとても大切です。それと同様に、いや、今後はそれ以上に「社会の中での鍼灸」を知ることが、私たち鍼灸師が生き残り、発展していくためにも大切となります。どうぞ皆さん、社会鍼灸学研究会を注目していてください。そして是非、一緒に考えていきましょう。

 

【会計】【編集】
前田尚子(まえだ なおこ)
所属: あゆみ鍼灸院・歩海助産院 院長
専門分野:不妊、妊娠、出産、産後。

1987年 長崎大学医学部附属助産婦専門学校卒業
2009年 日本健康医療専門学校鍼灸学科卒業
2015年 明治国際医療大学大学院鍼灸研究科修士課程(通信課程)修了